競艇における決まり手とは
逃げ
競艇においては最も有利な戦法といわれ1コースの艇が、
1周第1ターンマークを最初に回り、そのまま抜かれずに1着となる戦法です。
まくり
スタートは2~6コースからした艇が、1周第1ターンマークでスピードを落とさず
内の艇を外から抜いていき、その後も抜かれず勝つ戦法です。
最も豪快な決まり手の中で、まくりのファンは多いといわれています。
内の艇より多くの距離を走ることになりますが、
引き波を使って内の艇をつぶせるというメリットもあります。
まくり差し
スタートは3~6コースからした艇が、1周第1ターンマークでいくつかの艇をまくって、
さらに先行しようとした艇を差して、その後も抜かれずに勝つ戦法です。
高度なハンドルワークとスピード、そして判断力が必要とされる決まり手です。
差し
スタートは2~6コースからした艇が、1周第1ターンマークで内の艇を先に行かせ、
空いたところで内を抜き、その後も抜かれずに勝つ戦法。まくりと違って、
引き波を必ず越えることになるので、その分スピードは落ちますが減速せずに
内の艇がターンマークを回るときは決まりやすい利点があります。